バイカー

こーだい

2011年06月11日 08:53

当時僕は学生で、埼玉の大学に通っていた。
夢とか何もなくて、ただ毎日を淡々と事務的に過ごしていた頃、ある人物に出会った。
高橋 歩

この人の本を読んだときは全身に電流が流れるような衝撃だった。
自分の人生が間違っていると面と向かって言い捨てられた気分になり
『逃げちゃだめだ。。逃げちゃだめだ。。』と自分を鼓舞しながら
高橋歩著作をすべて読み漁った。

そんな僕はとある1件のバーに出会う。
縁あってそこで見習いとして働き始めたのだが、
そのバーはどうやらハーレー乗りが集まるお店だったのだ。

影響されやすい僕はすぐに免許をとった。
だからといってバイクを買うお金は何処にもない。
ましてハーレーなんて夢のまた夢。

スタッフやお客さんが乗ってくるバイクを見ながら
いつか乗れるであろう将来を楽しみにしていた。

そんなある日、店長が僕を呼んだ。
「これ、乗っていいよ。お店の倉庫に眠ってるのも可哀想だから。」

『マジすか??』





HONDA jazz

カッコいい。
50ccだけどアメリカン。
最初に乗るにはもってこいなバイク。


とうとう僕のバイク生活が始まった。

jazzを半年くらい乗り、次にまたまた頂いたバイク




HONDA  GYRO(ジャイロ)

雨の日も乗れる優れものだった。

そうして1年余り過ぎた頃、バーのバイトで貯めたお金も100万(リアル)を越えた。
そろそろ東京に出ようかなと考えていた。

当時、東京ではビッグスクーターが大流行。
駐車場が高い土地にバイクは必須なのだ。
それにスクーターという街乗り感覚要素がマッチしたのだろう。

ハーレーが欲しかった僕だったが、
【東京ならビッグスクーターだろ…】
という流行りにのっかりとうとう購入したのが今のバイク。



東京から大分に戻る時もついてきた相棒。



真っ赤なボデー




前フリが長くなりましたが…
明日、お別れです。

今日は雨ですがピカピカにしてあげようと思います。

ありがとうっ!!!!!